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2025/06/28 05:22 |
日光旅行3 日光東照宮2
唐銅鳥居をくぐり、本来なら日光東照宮のシンボルである陽明門をじっくりと見たいところですが、残念なことに改修工事中でした。
工事は平成31年3月31日まで続くそうです。


改修中の陽明門を抜けると、唐門が見えます。


そしてここで本来の目的であった義実家の還暦のご祈祷をお願いしに行きます。
この看板の右側が受付場所でした。

家族が受付をしている間にウロウロしてみました。

受付所の隣にたくさんの菰樽があり驚きました。
昭和40年の350年祭の時から、全国の酒蔵さんが毎年奉献されているそうです。


御遺訓おみくじ。
「東照公御遺訓」を引用したおみくじがひけます。


受付後、待つこと15分ほどで上の祈祷殿でご祈祷を受けることが出来ました。
当人だけかな~と思っていたら家族もご一緒に、ということで一緒に受けてきました。
ご祈祷自体も10分くらいだったと思います。
スムーズに進めたので良かったです。


その後拝殿に参拝し、ここでも軽くお祓いを受けました。
こちらは写真撮影NGだったので写真はありません。

天井に狩野派一門による100頭の龍、間仕切り戸に狩野探幽による麒麟と白沢の絵、
など見どころをわかりやすく東照宮の方が説明してくださいました。


東回廊の奥社参道入り口にある眠り猫。
名工、左甚五郎の作とされていて、実際に掘りあとからも眠り猫の作者が左利きだったと判明しているそうです。甚五郎は左利きだから「左」と名乗ったのでしょうか?


その後家康の墓のある奥社へ。
長い階段が大行列でつまっていました。


奥社宝塔。
家康の神柩(しんきゅう)をおさめた宝塔だそうです。
神柩って遺体のことでしょうか?調べてみましたがよくわかりませんでした。
字から考えると棺ではあるのでしょうが、その中は魂だけなのか、肉体もおさめているのか・・・。
家康の遺体自体に関しては、諸説あるようでどこにあるのかはハッキリとわかっていないようです。


その後薬師堂に行って鳴龍を聞きました。
たくさんの人がざわざわしていましたが、東照宮の方が拍子木を打って、余韻が鈴のように聞こえると「おお~」っと歓声があがりました。

本当に鈴の音のように聞こえました。そしてここで東照宮の方が鈴のお守りを宣伝しました。
その宣伝が「今年ついにでました新色!新色です!」って通販番組みたいで、ちょっと面白かったです。


回転型のオランダ灯籠。
東インド会社が幕府に取り入るために送ったもので、本国では同じものはほとんどなく、国宝級ともいえるそうです。日本では重要文化財に指定されています。


しかしこのオランダ灯籠、よく見ると三つ葉葵が逆さまです。
そこ、一番大事なところじゃ!?って思いますが、
オランダの職人さんの美意識だと、葵紋はこの方がかっこよかったんでしょうか。


今回の日光は華厳の滝と東照宮だけでしたが、楽しかったです。
できればもっと見たいところはいろいろありましたが、それは次の機会に。
次こそは陽明門を見たいです。

「日光を見ずして結構と言うなかれ」
誰が言ったか知りませんが、最初に言った人はよほど日光に魅せられたんでしょうね。
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2014/05/24 23:02 | Comments(0) | 博物館、史跡
日光旅行2 日光東照宮
華厳の滝に行ったあと、日光東照宮に行きました。





石鳥居。
今年の大河の主役、黒田官兵衛の息子松寿丸(長政)が奉納したもの。
京都八坂神社、鎌倉八幡宮と合わせて日本三大石鳥居と呼ばれているそうです。



畳一枚分あるという「東照大権現」の額は、後水尾天皇が書いたもの。


鳥居をくぐってすぐ左側にある五重塔。
最初は小浜藩主酒井忠勝が寄進したものの、火事で消失。
のち子孫の忠進によって再建されたものだそうです。


表門の像。金色で目立ちます。
この表門辺りから日光東照宮のカラフルな色彩や霊獣が現れはじめます。


神厩舎。
ここに有名な「見ざる・言わざる・聞かざる」の彫刻があります。

なぜ猿なのか、というと、猿は馬を病気から守るという信仰があったそうです。
また京都の鬼門を封じている比叡山の日吉大社の神獣が猿だから、とも。
京都の鬼門軸線上にある京都御所の鬼門の塀の角や、幸神社、赤山禅院にも猿の彫刻があるそうです。
神厩舎が日光東照宮の最も西南、裏鬼門に位置するので、京都の先例にならったのでは、とも言われているそうです。


下神庫。
普段は閉まっているそうですが、ちょうどお祭りの片付け期間中だったのか開いていました。
渡御祭(百物揃千人行列)の装束や流鏑馬などが収蔵されているそうです。


上神庫。


上神庫をアップで。
狩野探幽が想像で描いたという像。通称「想像の象」だそうです。


唐銅鳥居。
日本初の青銅製の鳥居だそうです。


長くなったので次の記事に続きます~。


2014/05/24 22:55 | Comments(0) | 博物館、史跡
日光旅行1 華厳の滝
路線バスでいろは坂を登り、華厳の滝に到着~!



チケットを購入して、エレベーターで一気に華厳の滝正面の観瀑台に行きます。

このエレベーター、なんと昭和5年(1930年)に建設されたものだそうです。


 
観瀑台から見た華厳の滝。
和歌山県の那智の滝、茨城県の袋田の滝とともに「日本三大名瀑」と呼ばれているそうです。
水しぶきが飛んできて、とても迫力がありました。

ところでお土産物屋の窓に、この華厳の滝が自殺の名所として有名になった原因の
藤村操の「巌頭之感」が貼ってあってびっくりしました。

(写真はwikiより)

全文を読んだ時、正直何を言いたいのかさっぱり意味がわかりませんでした。
全文は以下↓。

巌頭之感

悠々たる哉天壤、
遼々たる哉古今、
五尺の小躯を以て此大をはからむとす、
ホレーショの哲學竟(つい)に何等のオーソリチィーを價するものぞ、
萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く「不可解」。
我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。
既に巌頭に立つに及んで、
胸中何等の不安あるなし。
始めて知る、
大なる悲觀は大なる楽観に一致するを。

口語訳を読んで、なんとなくわかった気になりましたが、
きっと本当の意味では私は理解できていないんだと思います。

2014/05/24 20:56 | Comments(0) | 博物館、史跡
千鳥ヶ淵、靖国神社
千鳥ヶ淵にお花見に行ってきました。

桜の盛りは過ぎてしまっていましたが、まだまだ綺麗でした。


千鳥ヶ淵は旧江戸城の一部として特別史跡に指定されているそうです。


平日のためか人もそんなに多くなく、鳥の鳴き声も聞こえていました。

そして来る途中に看板で靖国神社の近くだと知ったので、
祖父の植えた桜を見に行くことにしました。


左側が千鳥ヶ淵のある北の丸公園、右側が靖国神社。


第一鳥居。
たくさんの屋台が店じまいをして、帰り始めていました。
きっと昨日、一昨日は土日だったのでとっても賑わっていたのだと思います。


大村益次郎像。
靖国神社の前身である、戊辰戦争の戦死者を祀る東京招魂社の建設に尽力したそうです。


第二鳥居。青銅製の鳥居としては日本一の大きさだそうです。


中門鳥居と拝殿。
この左右に桜の木がたくさんありました。


目的の桜。
もう亡くなってしまった母方の祖父は、昭和13年に佐世保鎮守府に入団し、
同じ13年入団の方々とこの桜の木を献納したそうです。
境内にはこのような献木が約千本も植えられているそうです。


子供の頃に写真で見た時よりも、もっと大きくなっていて驚きました。


桜の季節に見に来ることができて良かったです。





2014/04/07 18:36 | Comments(0) | 博物館、史跡
住吉大社
久々の大阪行きです。
いつも九州から大阪に行っていたので、東京から大阪に行くのは初めてでした。
新幹線から富士山が見えてテンションがあがりました。
家からも見えることがあるのですが、近くで見るとやっぱり圧倒されます。


そして住吉大社へ。


鳥居をくぐると反橋(太鼓橋)。


反橋手前の狛犬の足元に猫が。


「コマネコたろう」という鉢巻をして、気持ちよさそうに寝ていました。


反橋からは花嫁行列が見えました。


桜もすっかり花開いていました。のどかな雰囲気です。


橋を渡り2個めの鳥居をくぐると、「撫でうさぎ」がありました。
なんだか京都の三室戸寺を思い出しました。
うさぎは住吉大神のお使いだそうです。
五体を撫でて無病息災を祈念下さいと書いてありました。


そして本殿。まずは第四本宮。ご祭神は神功皇后


第三本宮。ご祭神は表筒男命


第二本宮。ご祭神は中筒男命


第一本宮。ご祭神は底筒男命
4棟はすべて住吉造で、国宝に指定されているそうです。


第一本宮近くにある五所御前。大きくパワースポットと書いてあって驚きました。


この囲いのなかにある砂利から、「五」、「大」、「力」と書かれた小石を3個で1組として集めてお守りにすると、五大力(寿力・福力・智力・体力・財力)が授けられるそうです。

説明書きにお礼参りにはご近所の小石に自分で「五」、「大」、「力」と書いたものを用意して拾った石とともに倍返ししてください、とあったので、おそらくこの結び付けられたお守り袋はお礼参りのものかと。
お守り袋自体は授与所で300円で授けてもらえるようです。


五所御前の近くに、御豊臣秀頼によって奉納された石舞台があります。
日本三舞台のひとつだそうで、重要文化財に指定されています。
他は、四天王寺の石舞台、厳島神社の板舞台だそうです。

ここで紹介した他にも摂社や史跡がたくさんあって、全部は回りきれませんでした。




2014/03/29 23:05 | Comments(0) | 博物館、史跡

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