忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/06/24 14:21 |
第32回 芝山はにわ祭
第32回 柴山はにわ祭に行ってきました。

東京の自宅からおよそ2時間、まずは芝山千代田駅に到着です。

ICカード未対応だったので、改札を出るときに少し戸惑いました。
この電車が走っている芝山鉄道線は、普通鉄道では日本一総営業距離が短い路線だそうです。


駅前ではにわ祭実行委員会の方がパンフレットを配って下さいました。
ここから送迎バスを利用して芝山公園まで。
送迎バスの利用者は10~20人くらいでした。


20分以上バスに揺られて到着!
長い階段の先には芝山仁王尊(観音教寺)があります。


三重塔。千葉県指定有形文化財だそうです。


三重塔前で、交歓の儀。
古代人の来臨を仰ぎ、現代人と交歓します。
上の写真は観音教寺の方による歓迎の法要。


そして現代によみがえった古代人による挨拶。
上の方は1400年ほどまえの国造(くにのみやつこ)だそうです。
国造、とっても堂々としていてスピーチ慣れしているように感じました。
さすが国造!
ちなみにいただいたパンフレットには国造の御託宣が掲載されていました。


その後古代人による巫女舞。
(地元芝山中学校で受け継がれてきた伝統の舞だそうです)


さらに千葉県指定民俗文化財に指定されているという
白枡粉屋踊(しらますこなやおどり)が披露されました。

せっかくなのでお寺にお参りした後、隣接している柴山公園に向かいました。



公園にたたずむはにわ。
こんなのは岩戸山古墳以来です。もっともあちらは石人でしたが。


屋台の後ろに見える巨大なトーテムポール風のはにわ。
ちょっと怖い・・・。


もちろんはにわの販売も行われていました。


メインステージ付近。とっても盛況でした。


芝山古墳はにわ博物館
祭り当日は無料で入館できました。


館内では古代のチーズ 酥(そ)の試食ができました。

見かけは粘土のような味噌のような・・・。
一口食べて、沈黙・・・。
味と食感は焼く前のクッキー生地のような感じでした。
正直美味しくないです。
じゃりじゃりとした舌触りは砂糖だったのかな・・?
とりあえずとっても甘かったです。
博物館の方に製法と材料を聞いておけば良かったです。

酥(もしくは蘇)は、調べてみると自分で作ってみた人がいたり、
奈良の土産物屋さんでも購入できるようですね。奥深い世界です・・・。

酥(蘇)についてもっと詳しく知りたい方は↓の論文をどうぞ~
(クリックで別窓が開きます)
日本古代における乳製品酪・酥・醍醐等に関する文献的考察日本家政学会誌.39(1),1988-01.p.71-76.


「芝山はにわ祭」日本版ハロウィン的ななかなか面白いお祭りでした。
PR

2014/11/09 23:54 | Comments(0) | お祭り

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<三井記念美術館 特別展「東山御物の美‐足利将軍家の至宝‐」 | HOME | 小石川後楽園>>
忍者ブログ[PR]