四国旅行その5
せっかく四国に行くなら、と道後温泉に行ってきました。
そしてせっかく道後温泉に行くのなら、と予習として夏目漱石の「坊ちゃん」を読むことにしました。


坊っちゃん (新潮文庫)
今まで読んだことがなかったので、漠然と「坊ちゃん」と「マドンナ」が恋に落ちる話だと思っていたので全然違うので驚きました。
さらにYouTubeで、1935年作の著作権解除作品を発見したので視聴。
こちらはなかなか原作に忠実に作ってあったと思います。
戦前の作だけあって、道後温泉や松山の景色などもとても原作と近いのでは?と思いました。
映画では松山の「ぞなもし」ことばを聞けたのは嬉しかったです。
小説を読んだ時から「ぞな、もし」がめちゃくちゃ可愛いので、どんな響きだろうと気になっていました。
ただしラストは小説とは違い、マドンナがうらなりを追っていったらしい、というややハッピーエンドでした。
道後温泉本館
本館三層楼にある振鷺閣(しんろかく)と時太鼓
障子に赤いギヤマンガラスが使われているそう
太鼓は朝6時、正午、夕6時と1日3回打ち鳴らされるそうです。
本館の柵に意匠された白鷺と湯玉
道後温泉は白鷺が傷をいやしたことで発見されたという伝説があるそうです。
道後温泉本館で温泉には入らず、
又新殿(ゆうしんでん)という明治32年(1899)に建てられた日本唯一の皇室専用浴室の見学をしました。解説の人が詳しく紹介してくれました。
道後に来てからグルグルした謎のデザインをたくさん見たんですが、それが温泉の湧きだす様子を表した道後を象徴する「湯玉」という意匠だと教えてもらいました。
また「坊ちゃんの間」という部屋では、夏目漱石の写真や、松山中学校教師の集合写真、マドンナのモデルの一人とされる女性の写真などが飾られていました。
道後温泉駅の正面にある「坊っちゃんカラクリ時計」
午前8時から午後10時まで、1時間ごとに音楽に合わせて時計が伸び、
「坊ちゃん」のキャラクターたちが登場します。
「坊ちゃん」を読んでいったおかげで人形が現れるたびに「あれは赤シャツ! あれは松山中の学生!」と楽しかったです。
しかし道後温泉周辺では、「坊ちゃん」と「マドンナ」がセットで扱われていたので、私のように原作未読だった人間が二人を恋人同士と勘違いしていたのは仕方ないのでは?と思いました。
本当のヒロインは清ばあちゃん説もあるそうですが、やはり「マドンナ」の響きは強いですね。
せっかく四国に行くなら、と道後温泉に行ってきました。
そしてせっかく道後温泉に行くのなら、と予習として夏目漱石の「坊ちゃん」を読むことにしました。
坊っちゃん (新潮文庫)
今まで読んだことがなかったので、漠然と「坊ちゃん」と「マドンナ」が恋に落ちる話だと思っていたので全然違うので驚きました。
さらにYouTubeで、1935年作の著作権解除作品を発見したので視聴。
こちらはなかなか原作に忠実に作ってあったと思います。
戦前の作だけあって、道後温泉や松山の景色などもとても原作と近いのでは?と思いました。
映画では松山の「ぞなもし」ことばを聞けたのは嬉しかったです。
小説を読んだ時から「ぞな、もし」がめちゃくちゃ可愛いので、どんな響きだろうと気になっていました。
ただしラストは小説とは違い、マドンナがうらなりを追っていったらしい、というややハッピーエンドでした。
道後温泉本館
本館三層楼にある振鷺閣(しんろかく)と時太鼓
障子に赤いギヤマンガラスが使われているそう
太鼓は朝6時、正午、夕6時と1日3回打ち鳴らされるそうです。
本館の柵に意匠された白鷺と湯玉
道後温泉は白鷺が傷をいやしたことで発見されたという伝説があるそうです。
道後温泉本館で温泉には入らず、
又新殿(ゆうしんでん)という明治32年(1899)に建てられた日本唯一の皇室専用浴室の見学をしました。解説の人が詳しく紹介してくれました。
道後に来てからグルグルした謎のデザインをたくさん見たんですが、それが温泉の湧きだす様子を表した道後を象徴する「湯玉」という意匠だと教えてもらいました。
また「坊ちゃんの間」という部屋では、夏目漱石の写真や、松山中学校教師の集合写真、マドンナのモデルの一人とされる女性の写真などが飾られていました。
道後温泉駅の正面にある「坊っちゃんカラクリ時計」
午前8時から午後10時まで、1時間ごとに音楽に合わせて時計が伸び、
「坊ちゃん」のキャラクターたちが登場します。
「坊ちゃん」を読んでいったおかげで人形が現れるたびに「あれは赤シャツ! あれは松山中の学生!」と楽しかったです。
しかし道後温泉周辺では、「坊ちゃん」と「マドンナ」がセットで扱われていたので、私のように原作未読だった人間が二人を恋人同士と勘違いしていたのは仕方ないのでは?と思いました。
本当のヒロインは清ばあちゃん説もあるそうですが、やはり「マドンナ」の響きは強いですね。
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