見てきました。
映画館は絶対に空いていると思っていたのですが、
9割ほど座席が埋まっていたので驚きました。
それも中高年の一人できている男性やご夫婦はなんとなく納得したのですが、
大学生くらいのカップルやら若い人のグループもそこそこいてあれ、なんで?
って思ってしまいました。
玉木宏さんの効果でしょうか・・・。それとも実はすごく話題作だったのでしょうか・・。
映画自体は「山本五十六」に焦点をあててその人間的魅力に迫ろうとした作品だと思いました。
ですので「泣ける、感動する、アクション凄い、戦闘シーンの大迫力!」
を期待する方にはあまりおすすめできない作品でもあると思います。
どちらかというと淡々としたドキュメンタリーなどを見慣れた方にはいいのかもしれません。
あと全体を通して思ったのは大学の時習ったメディア・リテラシーの重要性。
以下ネタばれです
以下ネタばれです
あまり昭和史詳しくないのでなんですが。
主人公が山本さんなのでその分美化されているのだろうな~と思いながら見ていました。
映画だけをみていると南雲さんが悪役ポジションに置かれていたような気がします。
(悪役というか見た人の印象が悪くなるというか)
え、これはどうなの?と思いながら見ていたのですが、どうなんでしょうね。
疑問に思ったら調べるに限りますが、
軽くwikiを見ただけでもやっぱり映画は映画として楽しむもの、という結論に落ち着きました。
(歴史物はついついこれが事実だ~と思いがちですが)
(歴史物はついついこれが事実だ~と思いがちですが)
とりあえず歴史は置いておいて作品として見た場合、いい作品だったと思います。
何より役者さんがたが凄い!本当に凄かった。
役所さんはもちろん主要な登場人物すべて。香川さんとかほんとに怖かった。
玉木さんのナレーションも凄く良かったです。
個人的には椎名桔平さんが出るたびに目で追ってしまいました。
正直この映画を見ようと思った理由の一つが椎名さんです。
新鮮だったのは国民が日独伊三国同盟と日米開戦を熱狂的に望んでいた、
といった描写でしょうか。
それとマスコミが世論を日米開戦に誘導しようとしていたところなど。
時代の熱というか熱狂というか、そういったものが伝わってきました。
余談ですが「きかん」と聞いて「旗艦」と字を浮かべれるのは銀英伝のおかげだな~
とエンディングの小椋 佳さんの歌を聴きながら思いました。
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